piątek, 19 listopada 2010

黒澤明の引用



http://serfriki.wordpress.com/2010/03/28/ano-kurosawa-ii/

批判は、誰にでも云える。
しかし、その批判の上に立って、具体的に改訂してみせる事は、並大抵の才能でできることではない。
------------------
私は、特別な人間ではない。
特別に強い人間でもなく、特別に才能をめぐまれた人間でもない。 
私は、弱みを見せるのが嫌いな人間で、人に負けるのが嫌いだから努力している人間に過ぎない。
ただ、それだけだ。
------------------
しかし、観客が本当に楽しめる作品は、楽しい仕事から生まれる。
仕事の楽しさというものは、誠実に全力を尽くしたという自負と、それが全て作品に生かされたという充足感が無ければ生れない。
そして、そのスタッフの心は、作品の姿に現われるのである。


引用は全部黒澤明の本「蝦蟇の油」からの引用である。

黒澤明「蝦蟇の油―自伝のようなもの」、岩波書店、1984

1 komentarz:

  1. マルタを選んだ引用を読んだら、黒澤明の謙遜さに驚きました。このような態度は色々なヨーロッパやアメリカの監督とだいぶ違います。あの人はよく偉そうなことを言うと思います。だからこそ、黒澤は上達するように一生懸命に働いて、彼の映画は特別で世界で有名になりました。彼のような人を尊敬するべきだと思います。

    カーシャB

    OdpowiedzUsuń